良いドライヤーの選び方を知っていますか?
実は、ドライヤーの良し悪しでも、
髪質改善が遅くなったり、早くなったり、
毎日のお手入れが大変になったり、楽になったりします。
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良いドライヤーの選び方、こちらのページでは、
当店がオススメする
そして、ドライヤー選びで失敗しない為の
3つのポイントをお伝えしたいと思います。
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【1】風量が強い
ドライヤーには、
風量が弱いドライヤーと、
風量が強いドライヤーがあります。
当店では、
風量の弱いドライヤーはオススメできません。
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何故なら・・・
乾くのに時間がかかってしまうからです。
風量が弱いドライヤーですと、
髪にあてられる風の量、面積が少なくなりますので
髪が完全に乾くまでに時間がかかってしまうのです。
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そうすると、乾かすのが大変になってしまい
途中で疲れてしまいますよね。
そうなると、
「このくらいで大丈夫かな?」と
半乾きになっていることに気付かない。
なんてことがよくあります。
これは、髪質改善をする上で
とても良くないことなのです。
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なぜかというと、
髪は、完全に乾いた時はじめて
キューティクルが整い、髪の形がしっかりと決まるからです。
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なので、
半乾きのまま寝てしまうと、
髪に寝グセがつきやすくなりますし
キューティクルが半開き状態になりす。
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そうすると、朝起きた時に髪が絡まって
クシが通らず、無理やりとかしてしまったりして
髪が切れてしまうことがあります。
それに、髪をとかしたとしても
バサバサのままになってしまいます。
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また、半乾きのままだと、寝ている間に髪がこすれ、
摩擦で半開きになったキューティクルが損傷してしまいます。
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結果バサバサ、まとまりの悪い
髪質になってしまうのです・・・。
そのため、完全に乾かすことは
髪質改善する上で、とっても大切な作業になるのです。
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ここをしっかりしてあげないと、
他の部分でどんなにお手入れを頑張っても
結局傷んでしまいます。
結果、それがまとまりの悪さやダメージの原因になりますので
風量の強いドライヤーを選んで下さいね。
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【2】温度が低め
ドライヤーには、
風の温度が高いドライヤーと、
低いドライヤーがあります。
当店では、髪質改善するのであれば、
温度が低いドライヤーをオススメしております。
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”温度が高ければ乾くのも早くなって
半乾きにならなくて済むし、良いのでは?”
と思うかもしれません。
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もちろん、
温度が高いほうが乾くのは早くなるのですが、
それ以上にデメリットがあるのです。
それは・・・
「乾かし過ぎる」というデメリットです。
温度が高いと言うことは
それだけ熱が髪に伝まってしまいます。
そうすると、髪が完全に乾いた部分にも
高温の熱を当ててしまう可能性がありますよね。
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これが、危ないのです。
髪の温度が高温状態になり
髪が焼けてしまうかもしれません。
(髪が焼けてしまうことを、熱変性・タンパク質変性といいます)
焼けた髪は、もう髪としての機能(摩擦からの保護、保湿など)を
持てなくなりますので、中の成分が流れやすくなります。
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髪の表面や顔周りだけが黄色く明るくなったり
カラーが退色しやすくなる原因のひとつです。
(退色の原因はそれ以外に薬剤によるものがあります)
また、髪が焼けてしまうと
キューティクルも損傷しますので
キシキシしたり、指通りが悪くなります。
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そうなってしまった髪は、修復が難しく
改善するまでに時間がかかる事が多いのも事実です。
そうならない為にも、
ドライヤーの温度は低めのものを使用してください。
温度の目安は、
ドライヤーの吹き出し口に3秒ほど手を近づけても
熱くならない程度がオススメです。
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それに、【1】でお伝えしたように
温度が低めでも、風量が強ければ
髪が乾くのは早いので安心して下さいね。
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むしろ、風量が弱くて温度が高いドライヤーの方が
実は、乾くのが遅かったりしますので、ご注意下さい。
【3】値段が手頃
ドライヤーにも高いものと安いものがあります。
高いドライヤーですと、1万円以上します。
(中には2万円以上するものも・・・)
安いものだと、千円くらいでもありますよね。
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では実際、
どれくらいの値段のドライヤーを
選べばいいでしょうか?
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当店では・・・
3000円〜4000円程度のものをオススメしております。
何故なら、
ドライヤーの良し悪しは値段では
決まらないからです。
値段が高くて良い物もありますが、
実は、悪い物もあります。
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値段が安くても良い物があるのが
ドライヤー業界の実情です。
また、ドライヤーは出来れば2〜3年で
買い替えて欲しい道具の1つです。
何故なら、
ドライヤーの温度は
使用頻度が高まると上がってしまうからです。
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温度が高くなれば
髪は焼けやすくなります。
そうならないためにも、
定期的に買い替えが必要です。
その為、ドライヤーは
値段が手頃なものをお勧めします。
長く使うのには構造上、無理があるからですね。
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ちなみに、熱くなる原因は、
中の電熱線が焼けてしまうからです。
焦げ臭かったりしたらかなり危険ですので
すぐに買い替えて下さいね。
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まとめ
良いドライヤーとは・・・
【1】風量が強い
【2】温度が低め
【3】値段が手頃(3000円〜4000円)
最近は、マイナスイオンやセラミックなどを
売りにしているドライヤーを見かけます。
しかし、
イオンもセラミックも髪を良くしたという事実は
実は解明されていません。
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イオンドライヤーが
サラサラになりやすいのは乾かし過ぎないように、
風量が強めで温度が低めに作られているからです。
また3000円〜4000円であれば、2〜3年使っても
一ヶ月100円程度のコストになりますので
とてもコストパフォーマンスが高いと思います。
ちなみに、当店がオススメしているドライヤーは、
コイズミというメーカーの「バックステージ1.7」です。
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「1.6」もありますが
箱に「1.7」と書いてある方を買って下さい。
Amazonだと、2,000円代で買えちゃうそうです・・・。
よかったら検討してみてくださいね。
*参考画像